御存じですか?　「オーソライズドジェネリック(AG)」。

「ジェネリック医薬品」は知っているが、「オーソライズドジェネリック(AG)」は聞いた事が無いという方、多いのではないでしょうか？
今日は、この「AG」についてのお話。

一般的な「ジェネリック医薬品」は、法律が定める試験に合格し、新薬と品質、効き目、安全性が同等である事が担保され製造、販売されます。しかしながら、先発医薬品とは原料、添加物、製法等が異なる事があり、厳密には同じものではありません。

一方、「AG」は、先発医薬品メーカーから許諾を得て、先発医薬品と同じ条件(原料、添加物、製法)で製造される為、先発医薬品と全く同じものとなります。その為、先発医薬品からAGへ変更しても、理論上、その効果が変わることがありません。(心理的効果で変化が起こる事もあります)。

2023年11月9日、ジェネリック促進策として厚生労働省の諮問機関 社会保障審議会の部会より、「ジェネリックがある先発品を選択した場合、その差額の一部を保険対象から外し、自己負担額に上乗せする。」案が示されました。これが実現すると、先発医薬品を選択した場合、今よりも多くのお薬代を払うことになってしまいます。

色々な理由で、ジェネリック医薬品変更をためらっているそこの貴方！！
「貴方のお財布」と「国の医療費」に優しいジェネリック医薬品使用の第一歩として、AGへの変更を考えてみては如何でしょうか？
興味がある方は、是非スタッフにお声がけ下さい。