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耳鳴りについて

耳鳴り

耳鳴りについて

「耳鳴り」とは、周りで実際には音が鳴っていないのに、様々な音が耳の中で聞こえてしまう状態のことです。キーン・ピーという高い音が聞こえたり、ゴー・ザーといった低い音が聞こえることが多いようです。

軽症であれば、寝る前など周りが静かになったときや疲れがたまったときにだけで聞こえて、普段の生活に大きな支障はありません。しかし、重症化すると、他の音が聞こえにくくなるなどの症状が長引くことで、精神面や睡眠に影響が出ることもあります。

原因

多くの場合は、内耳に原因があるようです。それに加えて、加齢によるもの、ストレス・過度な疲労によるもの、また、何らかの病気に起因して起こるものなど様々です。テレビで大きな音を長時間聞くことや、イヤホンの使いすぎによって、起こることもあります。

高血圧や糖尿病が影響していたり、女性の場合には、ホルモンバランスの乱れが原因となる場合もあります。薬では、解熱剤や抗菌薬、抗がん剤などで耳鳴りが起こると言われています。

注意すること

・ストレスや疲労をためない

最近は、何かとストレスがたまりやすいですが、軽い運動をする、趣味の時間を楽しむなど、ストレス発散することが大切です。ストレスと言っても精神的なものだけでなく、天気や気温変動、大きな音などもストレスとなるので注意しましょう。

・睡眠不足を避け、十分に休息をとる

睡眠時間が短くなると、自律神経の乱れにつながります。
普段から規則正しい生活を意識しましょう。

・タバコ、カフェインを控える

タバコは、血流を悪くすることで、耳鳴りを慢性化させる原因となることがあります。
また、カフェインの取り過ぎは、睡眠に影響し、耳鳴りの原因になることがあります。

・耳鳴りを気にしすぎない

耳鳴りは、ストレスとなるものです。しかし、気にしすぎるとより大きなストレスとなってしまいます。小さな音を常に聞いて、耳鳴りが気になるような静かな環境をなるべく作らないようにして、耳鳴りを体に慣らしていくと言う治療法もあります。あまり気にしないで、他のことに目を向けて、耳鳴りを忘れている時間を作っていくことも大切です。

耳鳴りは、放置しておくと慢性化して治りにくくなることもあります。
症状が長引いている場合や、普段より音が聞こえにくく感じるようなときやめまいがするような場合は別な病気が隠れている恐れもあります。

気になることがあれば、かかりつけ医や耳鼻科へ相談してください。