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コロナワクチン接種後のこと

予防注射を受ける人のイラスト(女性・マスクあり)

 

現在、新型コロナワクチンの接種が進んでおり、全国のワクチン2回接種率も7割に近づいてきています。

コロナワクチンには、①感染予防②発症予防③重症化予防の効果が期待されていますが、それぞれの効果については、様々なデータがあります。ワクチンの接種で、「発症」と「重症化」はかなり高い確率で抑えられますが、「感染予防」の効果がどの程度あるのかは明らかではありません。したがって、ワクチン接種後もマスクの着用と手洗いは当面続ける必要がありそうです。

マスク着用が日常化している現在、今更と思われるかもしれませんが、マスクの種類による有効性の違いと着用方法について再確認していただければ幸いです。

【マスクの種類】

皆さんご存じのとおり、①不織布マスク②布マスク③ウレタンマスクに大別されます。

一般的なマスクでは、「不織布マスク」が最も高い効果を持ちます。次に布マスク、その次にウレタンマスクの順に効果があります。下記サイトに、各マスクのウイルスの吸い込み防御を確認できる画像がありますので、興味のある方は確認してみて下さい。

(参考)マスクの効果について

https://corona.go.jp/proposal/pdf/mask_kouka_20201215.pdf

『出典「厚生労働省ホームページ」新型コロナワクチンに関するQ&A(一般の方向け)』

現在は、どの種類のマスクも十分な数が供給され容易に入手できますので、最も効果の高い不織布マスクの着用をお勧めします。

【着用方法】

鼻の部分をW型に折って、あてがい密着させる。顎までしっかりと覆う。

隙間があると、最も効果がある不織布マスクでも効果はほぼ無くなりますので、気をつけたいところです。

(参考)正しいマスクの付け方

『出典:厚生労働省動画チャンネル』

最後に先日電話にて、「通販サイトで販売している検査キットを使用してよいか。」とのお問い合わせを頂きましたので、解説を付け加えさせていただきます。

検査には、①PCR検査②抗原検査③抗体検査がありますが、診断に使えるのは、「PCR」と「抗原検査」になります。

抗体検査は過去の感染を調べるもので、疫学調査などの用いるものです。通販サイトで販売されているのを見かけますが、診断には使えませんのでご注意ください。

医療用抗原検査キットに関しては、薬局で販売が特例で認められ現在準備中です。(研究用抗原検査キットは医療機関で使用する検査キットとは違い、精度が保証されておらず、すべて陰性となるようなものも販売されている可能性もありますので、混同しないよう注意が必要です。)

コロナウイルス感染が疑われた場合は、「かかりつけ医」や下記「相談センター」に連絡して、適切な検査を受けるようにして下さい。

受診・相談センター TEL:0120-567-747 (毎日 24時間対応)

福島県一般相談   TEL:0120-567-177 (平日 8:30~21:00) (土日 8:30~17:15)